Force of Willのジャッジプロモが出ましたよ
2014年5月8日 回想今週の週末は、土日ともに横浜のBMOでジャッジを勤めます。
http://www.bigmagic.net/bmo.html
自分は土曜日はPTQシールド、日曜日はモダンに配属の予定です。
よろしくお願いします。
---
今日の昼にジャッジ界に走った激震。
https://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1489
ジャッジへの褒章であるジャッジフォイルに、Force of Willが出ました。
正確にはFoWを含んだ8枚の特殊ジャッジフォイルパックです。
…で、これの獲得条件は
「2005年~2014年4月までの間にジャッジを認定したジャッジ」
とのこと。当然レベル2以上のジャッジであり、まぁおいらは問題外なので諦めもつくところ。
歯噛みしているのは、レベル2にはなっていたけどまだ誰も認定していなかったジャッジですね。
後続ジャッジを育成するのも上級ジャッジの重要な責務なので。
ま、こういう方法でジャッジをコントロールするのも、必要なことよね。
マジックたのしー。
http://www.bigmagic.net/bmo.html
自分は土曜日はPTQシールド、日曜日はモダンに配属の予定です。
よろしくお願いします。
---
今日の昼にジャッジ界に走った激震。
https://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1489
ジャッジへの褒章であるジャッジフォイルに、Force of Willが出ました。
正確にはFoWを含んだ8枚の特殊ジャッジフォイルパックです。
…で、これの獲得条件は
「2005年~2014年4月までの間にジャッジを認定したジャッジ」
とのこと。当然レベル2以上のジャッジであり、まぁおいらは問題外なので諦めもつくところ。
歯噛みしているのは、レベル2にはなっていたけどまだ誰も認定していなかったジャッジですね。
後続ジャッジを育成するのも上級ジャッジの重要な責務なので。
ま、こういう方法でジャッジをコントロールするのも、必要なことよね。
マジックたのしー。
自分のM:tG歴(8):水道橋Future Beeから滝沢で4人戦
2009年5月26日 回想当時の社会人マジック仲間のうちMさんは残念ながらほどなくフェイド・アウトしてしまったのですが、以後は私・あかつきさん・Y・Hの4人は、以後何年もの間、毎週土曜日に集まって楽しくマジックをすることになります。
レギュレーションは常にスタンダードのカードで組んでいたものの、面子が原則固定であったことから基本は4人戦バトルロイヤルであり、スタンダードのトーナメントに出たりすることは誰も考えていません。
このため必然的にデッキコンセプトの基本は、アドバンテージをこつこつ稼ぐといったガチなものではなく、成り行き次第で1人ずつ倒し倒されするものの、基本的には他の3人の妨害をはねのけて俺コンボを完成させて勝ちを決めるというものでした。
いまのEDHとほぼ同じですね。
この頃に集まって打っていた場所は、当時のデュエリストの楽園である水道橋Future Beeでした。
しかしトーナメント指向ではなかったため、フリーでスタンダードの対戦相手を求めて打つということを考えていなかった我々は、むしろ「Future Beeが満員であったり大会であったりして4人席が取れない」ということが何度か重なると、別の場所を探すようになります。
夕方までひとしきり打った後で秋葉原まで歩いていき買い物というのが当時の行動パターンだったことから、水道橋・御茶ノ水で集まれる所を模索した結果、インベイジョンの頃(2001年)には、我々は「談話室 滝沢」の御茶ノ水店に落ち着くことになります。
滝沢はドリンクが一杯千円であるものの、ソファーでくつろぎながら打てるうえ、何よりも数時間マジックを打っていても文句を言われない店だということで、以後何年もの間、我々の安住の地となりました。
(つづく)
レギュレーションは常にスタンダードのカードで組んでいたものの、面子が原則固定であったことから基本は4人戦バトルロイヤルであり、スタンダードのトーナメントに出たりすることは誰も考えていません。
このため必然的にデッキコンセプトの基本は、アドバンテージをこつこつ稼ぐといったガチなものではなく、成り行き次第で1人ずつ倒し倒されするものの、基本的には他の3人の妨害をはねのけて俺コンボを完成させて勝ちを決めるというものでした。
いまのEDHとほぼ同じですね。
この頃に集まって打っていた場所は、当時のデュエリストの楽園である水道橋Future Beeでした。
しかしトーナメント指向ではなかったため、フリーでスタンダードの対戦相手を求めて打つということを考えていなかった我々は、むしろ「Future Beeが満員であったり大会であったりして4人席が取れない」ということが何度か重なると、別の場所を探すようになります。
夕方までひとしきり打った後で秋葉原まで歩いていき買い物というのが当時の行動パターンだったことから、水道橋・御茶ノ水で集まれる所を模索した結果、インベイジョンの頃(2001年)には、我々は「談話室 滝沢」の御茶ノ水店に落ち着くことになります。
滝沢はドリンクが一杯千円であるものの、ソファーでくつろぎながら打てるうえ、何よりも数時間マジックを打っていても文句を言われない店だということで、以後何年もの間、我々の安住の地となりました。
(つづく)
自分のM:tG歴(7):ポータルからマジックへ
2009年5月22日 回想遊び仲間を見つけた私は、彼らと水道橋Future Beeで週末に集まってマジックを楽しむようになります。
「ウルザズ・サーガ」が出たので《ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantress》を《アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress》に入れ替えたりはしていたものの、相変わらず自分のメインデッキは《狂暴ウォンバット/Rabid Wombat》《オーラトグ/Auratog》を軸にした緑白オーラデッキでした(当時はまだ「オーラ」というルール用語はなかったのですが)。
しかしこの頃にはさすがの自分も、ごてごてと一杯オーラを貼ったクリーチャーが除去されるということのリスクを感じ始めます。
1998年2月、そんな私の前に「ウルザズ・レガシー」が発売されました。そう、マジック史上最強のぶっ壊れたオーラである《怨恨/Rancor》の登場です。
常に使えるオーラを模索してオーラデッキを直していた私にとって、このカードはまさに衝撃でした。
「クリーチャーが死んでも墓地に落ちずまた使えるのか!」
「1マナのエンチャントってことは、つまりこれ緑が4マナあれば、そのうち3回をオーラトグにかけて食べて最後にかければオーラトグは9/8トランプルになるのか。スゲェ!」
ということで、ネットなどで情報も集めていなかった私は、当時それが「オーランカー」と呼ばれる、誰でも考える単純なコンボデッキであることも知らず、ブイブイ回すことにします。
そんな私がいつもの面子と4人戦を行いました。
私「オーラトグに怨恨を貼ります」
H「それでは、それに対応してオーラトグに2点」
…オーラトグは墓地に落ちて、対象不適正になった怨恨は墓地に落ちました。
次に私は、オーラトグに怨恨を貼るのは最後の1回のみにして、それまではタフネスの大きい別のクリーチャーに怨恨を貼ることにしました。
私「オーラトグが怨恨を食べて+2/+2します」
H「それでは、それに対応してオーラトグに2点」
…怨恨は手札に戻ったものの、オーラトグは墓地に落ちました。
私「ありったけのマナを注ぎ込んでパンプアップした(今度はどうだ!)9/8トランプルオーラトグが攻撃します」
H「それでは、それに対応してオーラトグに『恐怖』を」
…殴れませんでした。
それまでの私は、ほとんどフルタップでありったけクリーチャーを強化して殴るという「ポータル」なプレイしかしておらず、インスタントはせいぜい「相手のターンにも打てるソーサリー」という程度の認識しかありませんでした。
ぶっちゃけ「インタラプト」というのは当時の私の頭で理解できていなかったです(笑)。
(まあ、間もなく6版が出て「インタラプト」はなくなるのですが。)
いや実際、当時の私は4版のコモンで「飛行」と「ジャンプ」が並んでいるのを見て、「同じ青の1マナなら1回しか飛べない『ジャンプ』よりずっと飛べる『飛行』の方が得じゃん」としか考えてなかったんですよね。
そこで「なぜ『ジャンプ』があるのか」と考えればまた違ったのでしょうけど。
ともあれ、Hによって私は、相手のやりたいことをやらせないようにして勝つ「マジック」というゲームについて、より深く教えられることになります。
(つづく)
「ウルザズ・サーガ」が出たので《ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantress》を《アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress》に入れ替えたりはしていたものの、相変わらず自分のメインデッキは《狂暴ウォンバット/Rabid Wombat》《オーラトグ/Auratog》を軸にした緑白オーラデッキでした(当時はまだ「オーラ」というルール用語はなかったのですが)。
しかしこの頃にはさすがの自分も、ごてごてと一杯オーラを貼ったクリーチャーが除去されるということのリスクを感じ始めます。
1998年2月、そんな私の前に「ウルザズ・レガシー」が発売されました。そう、マジック史上最強のぶっ壊れたオーラである《怨恨/Rancor》の登場です。
常に使えるオーラを模索してオーラデッキを直していた私にとって、このカードはまさに衝撃でした。
「クリーチャーが死んでも墓地に落ちずまた使えるのか!」
「1マナのエンチャントってことは、つまりこれ緑が4マナあれば、そのうち3回をオーラトグにかけて食べて最後にかければオーラトグは9/8トランプルになるのか。スゲェ!」
ということで、ネットなどで情報も集めていなかった私は、当時それが「オーランカー」と呼ばれる、誰でも考える単純なコンボデッキであることも知らず、ブイブイ回すことにします。
そんな私がいつもの面子と4人戦を行いました。
私「オーラトグに怨恨を貼ります」
H「それでは、それに対応してオーラトグに2点」
…オーラトグは墓地に落ちて、対象不適正になった怨恨は墓地に落ちました。
次に私は、オーラトグに怨恨を貼るのは最後の1回のみにして、それまではタフネスの大きい別のクリーチャーに怨恨を貼ることにしました。
私「オーラトグが怨恨を食べて+2/+2します」
H「それでは、それに対応してオーラトグに2点」
…怨恨は手札に戻ったものの、オーラトグは墓地に落ちました。
私「ありったけのマナを注ぎ込んでパンプアップした(今度はどうだ!)9/8トランプルオーラトグが攻撃します」
H「それでは、それに対応してオーラトグに『恐怖』を」
…殴れませんでした。
それまでの私は、ほとんどフルタップでありったけクリーチャーを強化して殴るという「ポータル」なプレイしかしておらず、インスタントはせいぜい「相手のターンにも打てるソーサリー」という程度の認識しかありませんでした。
ぶっちゃけ「インタラプト」というのは当時の私の頭で理解できていなかったです(笑)。
(まあ、間もなく6版が出て「インタラプト」はなくなるのですが。)
いや実際、当時の私は4版のコモンで「飛行」と「ジャンプ」が並んでいるのを見て、「同じ青の1マナなら1回しか飛べない『ジャンプ』よりずっと飛べる『飛行』の方が得じゃん」としか考えてなかったんですよね。
そこで「なぜ『ジャンプ』があるのか」と考えればまた違ったのでしょうけど。
ともあれ、Hによって私は、相手のやりたいことをやらせないようにして勝つ「マジック」というゲームについて、より深く教えられることになります。
(つづく)
自分のM:tG歴(6):仲間を見つける
2009年5月20日 回想ウルザが出る直前の、テンペストの頃。ということは1998年の頃ですね。
相変わらず箱買いをしたり、トレードをしたり、カスレアをシングルで買ったりしながら英語版のコンプを続けつつ、1人で紙束をいじる日々。
依然としてメインデッキは《狂暴ウォンバット/Rabid Wombat》デッキであり、オーラ大好きな私はテンペストで《オーラトグ/Auratog》が出ると、さっそくこれを投入。
そんな私にも、とうとう一緒に遊んでくれる仲間が現れました。
当時、すでに社会人になり一回目の転職をした後だったのですが、前の会社の新卒同期であったYとは、その後もメール等でのつきあいが続いていました(現在も)。
そしてYが在籍中のその前の会社でM:tGを遊ぶグループがあることを聞きつけ、私はそこに自分のデッキを持って参加することになります。
そこにはYのほか、あかつきさん、Hさん、Mさんが居ました。
さっそく私は自分のデッキを出し、5人戦を開始することになりました。
あとは説明の必要はないと思います。
この時から、私の中ではマジックは「カードを集めるゲーム」から「自分で組んだデッキで遊ぶゲーム」に変わりました。
(つづく)
相変わらず箱買いをしたり、トレードをしたり、カスレアをシングルで買ったりしながら英語版のコンプを続けつつ、1人で紙束をいじる日々。
依然としてメインデッキは《狂暴ウォンバット/Rabid Wombat》デッキであり、オーラ大好きな私はテンペストで《オーラトグ/Auratog》が出ると、さっそくこれを投入。
そんな私にも、とうとう一緒に遊んでくれる仲間が現れました。
当時、すでに社会人になり一回目の転職をした後だったのですが、前の会社の新卒同期であったYとは、その後もメール等でのつきあいが続いていました(現在も)。
そしてYが在籍中のその前の会社でM:tGを遊ぶグループがあることを聞きつけ、私はそこに自分のデッキを持って参加することになります。
そこにはYのほか、あかつきさん、Hさん、Mさんが居ました。
さっそく私は自分のデッキを出し、5人戦を開始することになりました。
あとは説明の必要はないと思います。
この時から、私の中ではマジックは「カードを集めるゲーム」から「自分で組んだデッキで遊ぶゲーム」に変わりました。
(つづく)
自分のM:tG歴(5):初の構築
2009年5月19日 回想 コメント (1)とりあえず、対戦相手も遊び場所もない状態であっても、カードがあればデッキを作ってみたくなるもの。
単なるコレクターだった自分も、手元のカードを適当に組み合わせて紙束を作ってみることをいつしか始めます。
当時の5版環境の頃に一番最初に作ったのは、記憶によればこういうパーツが入ったデッキでした。
《狂暴ウォンバット/Rabid Wombat》
《新緑の女魔術師/Verduran Enchantress》
《賦活/Instill Energy》
《魂の絆/Spirit Link》
…どうやら当時の私は、《狂暴ウォンバット》に軽いオーラをたくさん貼って、でかくして殴るということをやりたかったらしいです。とっても厨ですね。
アドバンテージを失いがちなので普通ただでさえ敬遠されるオーラを、1体のクリーチャーにぺたぺたといくつも貼るというコンセプト自体が大失敗であり、しかもよりによってそれを除去耐性のまったくない緑のクリーチャーに貼ろうとしていやがります。
しかもウォンバットは警戒を持っているけど、「賦活」貼るなら警戒いらないじゃん…。
そして何より、素の状態でのウォンバットの使えなさぶりが凄ぇ。
ちょうど「アラーラ再誕」で、同じ能力を持つ《Uril, the Miststalker / 霧を歩むもの、ウリル》が注目カードとして出たので、スペックを比較してみましょう。
Uril, the Miststalker / 霧を歩むもの、ウリル (2)(赤)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — ビースト(Beast)
霧を歩むもの、ウリルはあなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。
霧を歩むもの、ウリルは、それにつけられているオーラ(Aura)1つにつき+2/+2の修整を受ける。
5/5
Rabid Wombat / 狂暴ウォンバット (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ウォンバット(Wombat)
警戒
狂暴ウォンバットは、それにつけられているオーラ(Aura)1つにつき+2/+2の修整を受ける。
0/1
ウリルが一方通行つきの5マナ5/5であるのに対して、ウォンバットは警戒つきの4マナ0/1(爆)。
せめてウォンバットが1マナ1/1くらいならまだしもなー。
このデッキは確か水道橋Future Beeで1回野良で回したことがあったと思ったけど、当然ながらまったくお話になりませんでした。
(つづく)
単なるコレクターだった自分も、手元のカードを適当に組み合わせて紙束を作ってみることをいつしか始めます。
当時の5版環境の頃に一番最初に作ったのは、記憶によればこういうパーツが入ったデッキでした。
《狂暴ウォンバット/Rabid Wombat》
《新緑の女魔術師/Verduran Enchantress》
《賦活/Instill Energy》
《魂の絆/Spirit Link》
…どうやら当時の私は、《狂暴ウォンバット》に軽いオーラをたくさん貼って、でかくして殴るということをやりたかったらしいです。とっても厨ですね。
アドバンテージを失いがちなので普通ただでさえ敬遠されるオーラを、1体のクリーチャーにぺたぺたといくつも貼るというコンセプト自体が大失敗であり、しかもよりによってそれを除去耐性のまったくない緑のクリーチャーに貼ろうとしていやがります。
しかもウォンバットは警戒を持っているけど、「賦活」貼るなら警戒いらないじゃん…。
そして何より、素の状態でのウォンバットの使えなさぶりが凄ぇ。
ちょうど「アラーラ再誕」で、同じ能力を持つ《Uril, the Miststalker / 霧を歩むもの、ウリル》が注目カードとして出たので、スペックを比較してみましょう。
Uril, the Miststalker / 霧を歩むもの、ウリル (2)(赤)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — ビースト(Beast)
霧を歩むもの、ウリルはあなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。
霧を歩むもの、ウリルは、それにつけられているオーラ(Aura)1つにつき+2/+2の修整を受ける。
5/5
Rabid Wombat / 狂暴ウォンバット (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ウォンバット(Wombat)
警戒
狂暴ウォンバットは、それにつけられているオーラ(Aura)1つにつき+2/+2の修整を受ける。
0/1
ウリルが一方通行つきの5マナ5/5であるのに対して、ウォンバットは警戒つきの4マナ0/1(爆)。
せめてウォンバットが1マナ1/1くらいならまだしもなー。
このデッキは確か水道橋Future Beeで1回野良で回したことがあったと思ったけど、当然ながらまったくお話になりませんでした。
(つづく)
自分のM:tG歴(4):知らない人とのトレード経験
2009年5月18日 回想当時「シングルカードを売っている店」の存在を知らず、他人とトレーディングを行える場所、というのを知らなかった私は、カードは自分で箱買いして集めるのを基本としていました。
しかしさすがの私も、コンプのため「もう一箱」買ってもすでに持っているレアしか出なかったりしたことや、そもそも「トレーディングカードゲーム」と銘打っているものを買っていることから、自力コンプじゃなくて「トレード」で集めることを考えることになります。
ただしマジック情報弱者であった私は既存のコミュニティの存在を知らず、それを調べることも怠っていました(トライソフトを知っていた割に、このへんの行動原理は今思うと謎)。
それでも職業柄すでに「インターネット」には日常的に接しており、当時はまだ珍しかった、自分でhtmlを書いて会社のサーバ上にページを作ることなんかもやっていたので、そこで私がやったのは、自分の所有するカードの「ダブりレアカード」リストと「欲しいレアカード」リストを掲示してのトレード募集でした。
ただし(繰り返しますが)マジック情報弱者であった私は、ここで信じられないくらいに愚かなことをやってしまっていたんです(大恥を晒すことになりますが、他人に迷惑をかけたわけでもないしまあ時効…かな?)。それは何かというと…。
当時のマジックはまだエキスパンジョン・シンボルに色がついていなかったとはいえ、さすがの私も、カードに「レアリティ」があること位は、知っていました。
しかしシングルカード販売店の存在を知らなかった当時の私は、同じセットに入っているレアカードでも、2000円のものと20円のものがあるということを知らなかったのでした。その結果として、私は自分のページにリストを掲載した際に、「欲しいカード1枚と、ダブっているカード1枚を 1:1で交換します」というルールを定めてしまっていたのでした。
つまり相手が出した20円レアとこちらのダブった2000円レアを交換OKの宣言。
正直、当時シャークに狙われていたら伝説の「極楽鳥と甲鱗様の交換」並のことをやっていても不思議ではない位のグッピー丸出しぶりであったわけです。
ただ、マジック好きに悪人はいないのだよというべきか、幸いにしてというべきか、結果としては露骨にシャクられたという程の記憶はなかったのですが。
むしろ「1:1では申し訳ないので、それ1枚くれるなら私の不要カードでそちらが持っていない奴を全部あげます」みたいな方もいて、「世の中には何て親切な人がいるんだろう」と思ったり(笑)。
まあどっちにしても、当時のトップレアも含めて、ほとんどのレアは価値がスタン落ちとともに大幅に低減して大半はワゴン入りなので、本当にもうどうでもいいんですけどね。
…今でもヴィンテージで大人気の、自分でも4枚入れたくなるような超優良レア以外は(笑)。
ちなみに当然ながら、この1:1交換方式は、その後、私がショップの店頭で「シングル価格表」なるものを見た瞬間に廃止しました(笑)。
(つづく)
しかしさすがの私も、コンプのため「もう一箱」買ってもすでに持っているレアしか出なかったりしたことや、そもそも「トレーディングカードゲーム」と銘打っているものを買っていることから、自力コンプじゃなくて「トレード」で集めることを考えることになります。
ただしマジック情報弱者であった私は既存のコミュニティの存在を知らず、それを調べることも怠っていました(トライソフトを知っていた割に、このへんの行動原理は今思うと謎)。
それでも職業柄すでに「インターネット」には日常的に接しており、当時はまだ珍しかった、自分でhtmlを書いて会社のサーバ上にページを作ることなんかもやっていたので、そこで私がやったのは、自分の所有するカードの「ダブりレアカード」リストと「欲しいレアカード」リストを掲示してのトレード募集でした。
ただし(繰り返しますが)マジック情報弱者であった私は、ここで信じられないくらいに愚かなことをやってしまっていたんです(大恥を晒すことになりますが、他人に迷惑をかけたわけでもないしまあ時効…かな?)。それは何かというと…。
当時のマジックはまだエキスパンジョン・シンボルに色がついていなかったとはいえ、さすがの私も、カードに「レアリティ」があること位は、知っていました。
しかしシングルカード販売店の存在を知らなかった当時の私は、同じセットに入っているレアカードでも、2000円のものと20円のものがあるということを知らなかったのでした。その結果として、私は自分のページにリストを掲載した際に、「欲しいカード1枚と、ダブっているカード1枚を 1:1で交換します」というルールを定めてしまっていたのでした。
つまり相手が出した20円レアとこちらのダブった2000円レアを交換OKの宣言。
正直、当時シャークに狙われていたら伝説の「極楽鳥と甲鱗様の交換」並のことをやっていても不思議ではない位のグッピー丸出しぶりであったわけです。
ただ、マジック好きに悪人はいないのだよというべきか、幸いにしてというべきか、結果としては露骨にシャクられたという程の記憶はなかったのですが。
むしろ「1:1では申し訳ないので、それ1枚くれるなら私の不要カードでそちらが持っていない奴を全部あげます」みたいな方もいて、「世の中には何て親切な人がいるんだろう」と思ったり(笑)。
まあどっちにしても、当時のトップレアも含めて、ほとんどのレアは価値がスタン落ちとともに大幅に低減して大半はワゴン入りなので、本当にもうどうでもいいんですけどね。
…今でもヴィンテージで大人気の、自分でも4枚入れたくなるような超優良レア以外は(笑)。
ちなみに当然ながら、この1:1交換方式は、その後、私がショップの店頭で「シングル価格表」なるものを見た瞬間に廃止しました(笑)。
(つづく)
自分のM:tG歴(3):箱買いコンプコレクター
2009年5月18日 回想ファースト・プレイでマジックにはまらなかった私は、ここで1年くらいの空白期を迎えます。
ただしそれでもホビージャパンのマジックのムック(田中氏のセラ天表紙)を買って読みふけったりもしていましたが。
1997年の頃の筈ですが、まだ自分でデッキを組むことは始めていなかったのですが、とりあえずカードの美しさに魅せられたため、これをコレクションしようと考えました。
コレクションというからには、当然、コンプを狙うことになります。
すでに就職していて懐もそれなりに余裕のあった私は、「トライソフト」の存在を知ると、ここで基本セットとエキスパンジョンの箱買いを始めます。
当時の自分にはトレード仲間というものも居らず、シングルカードを店頭で探すということもしていなかったため(※)、欠けている数枚のシングルレアのためにもう1箱を買う、などということも普通にやっていました。
4版~5版、フォールン・エンパイヤ~ビジョンズまではこのパターンで収集しました。
当時は今よりも円高で1箱6000円~8000円だったことも大きいのですが、 アイスエイジを7箱買ってしまったことも、今となってはいい思い出です。
※当時はまだ「店頭でシングルカードを売っている」こと自体を知りませんでした。トライソフトには出入りしているわけですが、当時は扱っていなかったか、見落としていたのでしょう(ド近眼だし)。
とはいえさすがにこれでは効率が悪すぎるので、さすがの私も「トレード」を考え始めます。
(つづく)
ただしそれでもホビージャパンのマジックのムック(田中氏のセラ天表紙)を買って読みふけったりもしていましたが。
1997年の頃の筈ですが、まだ自分でデッキを組むことは始めていなかったのですが、とりあえずカードの美しさに魅せられたため、これをコレクションしようと考えました。
コレクションというからには、当然、コンプを狙うことになります。
すでに就職していて懐もそれなりに余裕のあった私は、「トライソフト」の存在を知ると、ここで基本セットとエキスパンジョンの箱買いを始めます。
当時の自分にはトレード仲間というものも居らず、シングルカードを店頭で探すということもしていなかったため(※)、欠けている数枚のシングルレアのためにもう1箱を買う、などということも普通にやっていました。
4版~5版、フォールン・エンパイヤ~ビジョンズまではこのパターンで収集しました。
当時は今よりも円高で1箱6000円~8000円だったことも大きいのですが、 アイスエイジを7箱買ってしまったことも、今となってはいい思い出です。
※当時はまだ「店頭でシングルカードを売っている」こと自体を知りませんでした。トライソフトには出入りしているわけですが、当時は扱っていなかったか、見落としていたのでしょう(ド近眼だし)。
とはいえさすがにこれでは効率が悪すぎるので、さすがの私も「トレード」を考え始めます。
(つづく)
自分のM:tG歴(2):初プレイ
2009年5月18日 回想当時、我々のサークルはほとんどD&Dサークルになっていたのですが、そんな折、私の知人が渡米をすることになりました。1996年の話の筈です。
そこでマジックのことにすでに詳しかったMが、その知人にマジックを土産として箱で買ってくることをオーダーすることを私に依頼します。
エキスパンジョンって何?な私に、Mは「Arabian Night」だの「Antiquities」だの「The Dark」だの「Legends」だのという意味不明の単語が書かれたリストを渡し、「買えるようならこれらも頼む」とかいう依頼をします。
いま思えば1996年の時点で「Arabian Night」だの「Legends」だののパックが店頭に普通に並んでいるわけはないのですが(笑)、まぁ一番詳しいMですらその程度の情報量だったということですね。
そして知人が実際に米国土産に買ってきたのは、英語版4thのブースター1箱でした。正直、よく頑張った知人。
そこでさっそく、これを全員で山分けして遊んでみることにしました。
最初はデッキ構築なわけですが、M以外はルールを知らず、マナカーブ理論どころか色の概念も怪しいので、適当に土地と呪文を突っ込んでいるだけの代物を作成。
で、まずはMによるインストを受けることに。
(注記:土地はどうしたんだっけか?もしかしてスターター1箱だったかな)
…しかし従来のシミュレーションゲームの類に親しんでいた自分は、こちらが相手のクリーチャーを指定して殴るのではなく狙うのは「本体」であり殴り合いは「ブロック」の結果として発生するというのがまずピンと来ず、さらに「トランプル」の説明で「えーと」という感じになり、さらに「バンド」の説明で脳がパンク。
一応「プレイ」はしたけど、残念ながら、その時はそれほど「楽しめた」とは言えない状態なのでした。
(つづく)
そこでマジックのことにすでに詳しかったMが、その知人にマジックを土産として箱で買ってくることをオーダーすることを私に依頼します。
エキスパンジョンって何?な私に、Mは「Arabian Night」だの「Antiquities」だの「The Dark」だの「Legends」だのという意味不明の単語が書かれたリストを渡し、「買えるようならこれらも頼む」とかいう依頼をします。
いま思えば1996年の時点で「Arabian Night」だの「Legends」だののパックが店頭に普通に並んでいるわけはないのですが(笑)、まぁ一番詳しいMですらその程度の情報量だったということですね。
そして知人が実際に米国土産に買ってきたのは、英語版4thのブースター1箱でした。正直、よく頑張った知人。
そこでさっそく、これを全員で山分けして遊んでみることにしました。
最初はデッキ構築なわけですが、M以外はルールを知らず、マナカーブ理論どころか色の概念も怪しいので、適当に土地と呪文を突っ込んでいるだけの代物を作成。
で、まずはMによるインストを受けることに。
(注記:土地はどうしたんだっけか?もしかしてスターター1箱だったかな)
…しかし従来のシミュレーションゲームの類に親しんでいた自分は、こちらが相手のクリーチャーを指定して殴るのではなく狙うのは「本体」であり殴り合いは「ブロック」の結果として発生するというのがまずピンと来ず、さらに「トランプル」の説明で「えーと」という感じになり、さらに「バンド」の説明で脳がパンク。
一応「プレイ」はしたけど、残念ながら、その時はそれほど「楽しめた」とは言えない状態なのでした。
(つづく)
自分のM:tG歴(1):マジックとの出会い
2009年5月18日 回想自己紹介がてらに、年寄りの昔話として、自分とマジックとのかかわりを書いていこうかと思います。
自分は高校の時(1982年頃)にAvalon Hillを中心に同級生たちとボードゲームにはまり、大学の時(1984~1989)にはD&Dにはまり、以後、高校時代の友人とともに内輪で遊んでおりました。
で、その関係でTacticsだったかSimulatorだったかの雑誌記事を読んだのがM:tGの名前を知った最初でした。
1995年の頃の話の筈ですが、池袋ポストホビーの店頭で英語版のRivisedスターターを見かけ、試みに1パックを千円で購入してみました。TaigaとSol Ringが入っていたのを覚えています。
しかし遊び方もまったく分からなかった私は、当時はその価値も分からなかったので「…高かったかなあ」と思いつつ(笑)。
もちろんそこでブースターを買うことはせず。ていうかブースターって何?状態。
家に帰って英語版マニュアルを読んでも、ルールがよく理解できず、「タップ」って何?な状態。
その結果として、買ったパックはそのまま放置。
こうして、私とマジックとの最初の出会いは、ほとんどインパクトもなく終了しました。
(つづく)
自分は高校の時(1982年頃)にAvalon Hillを中心に同級生たちとボードゲームにはまり、大学の時(1984~1989)にはD&Dにはまり、以後、高校時代の友人とともに内輪で遊んでおりました。
で、その関係でTacticsだったかSimulatorだったかの雑誌記事を読んだのがM:tGの名前を知った最初でした。
1995年の頃の話の筈ですが、池袋ポストホビーの店頭で英語版のRivisedスターターを見かけ、試みに1パックを千円で購入してみました。TaigaとSol Ringが入っていたのを覚えています。
しかし遊び方もまったく分からなかった私は、当時はその価値も分からなかったので「…高かったかなあ」と思いつつ(笑)。
もちろんそこでブースターを買うことはせず。ていうかブースターって何?状態。
家に帰って英語版マニュアルを読んでも、ルールがよく理解できず、「タップ」って何?な状態。
その結果として、買ったパックはそのまま放置。
こうして、私とマジックとの最初の出会いは、ほとんどインパクトもなく終了しました。
(つづく)