相打ちした《下水の害獣》で《怨恨》を捨てさせることができるか?
2012年10月30日 雑談 コメント (2)jackpot7さんのほうでも告知されておりますが、次の松戸ホビステでの開催は、11/17(土)の
「GPT 名古屋トライアル & 関東ファイナルズ(仮)トライアル」です。
スタンダード(競技レベル)、優勝者には双方のBYEが与えられます。
詳しい告知や店舗予約の受付開始などは、もう少しお待ちください。
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面白かったので紹介します。
以下は日曜日の大会で実際に発生して質問を受けた状況をもとに構成してあります。
---状況---
プレイヤーAによる攻撃クリーチャー指定後。
プレイヤーBのブロッククリーチャー指定前。
プレイヤーAは《怨恨》を貼ったタフネス1のバニラクリーチャーで攻撃宣言。
プレイヤーAの手札なし。※何か状況を修正するパーマネントの類もなし。
プレイヤーBは《下水の害獣》でブロック可能であり、黒マナを払える状態にある。
---プレイヤーBからの質問---
仮に《下水の害獣》でブロックして相打ちを取った場合、墓地に落ちた際に能力を起動することで、プレイヤーAの手札に戻る《怨恨》を捨てさせることは可能ですか?
---回答と理由---
不可能。
戦闘ダメージの解決によりクリーチャーが墓地に落ちるのと、エンチャント先を失ったオーラが墓地に落ちるのは双方とも状況起因処理によるため、同時である(CR704)。
すなわち《怨恨》と《下水の害獣》は同時に墓地に落ちる。
《怨恨》と《下水の害獣》の墓地に落ちた際の誘発型能力がスタックに乗るのは、APNAP順である(CR603.3b)。
すなわち攻撃しているプレイヤーAの《怨恨》の誘発型能力が先にスタックに乗り、プレイヤーBの《下水の害獣》の誘発型能力がその後にスタックに乗る。
スタックの解決は逆順のため、《下水の害獣》の能力が先に解決される。
従って仮に《下水の害獣》の能力を解決しても《怨恨》の能力はまだ解決されていないため《怨恨》は手札に戻っておらず、捨てさせることはできない。
以上。
いやあ、マジック面白いですね。
「GPT 名古屋トライアル & 関東ファイナルズ(仮)トライアル」です。
スタンダード(競技レベル)、優勝者には双方のBYEが与えられます。
詳しい告知や店舗予約の受付開始などは、もう少しお待ちください。
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面白かったので紹介します。
以下は日曜日の大会で実際に発生して質問を受けた状況をもとに構成してあります。
---状況---
プレイヤーAによる攻撃クリーチャー指定後。
プレイヤーBのブロッククリーチャー指定前。
プレイヤーAは《怨恨》を貼ったタフネス1のバニラクリーチャーで攻撃宣言。
プレイヤーAの手札なし。※何か状況を修正するパーマネントの類もなし。
プレイヤーBは《下水の害獣》でブロック可能であり、黒マナを払える状態にある。
---プレイヤーBからの質問---
仮に《下水の害獣》でブロックして相打ちを取った場合、墓地に落ちた際に能力を起動することで、プレイヤーAの手札に戻る《怨恨》を捨てさせることは可能ですか?
---回答と理由---
不可能。
戦闘ダメージの解決によりクリーチャーが墓地に落ちるのと、エンチャント先を失ったオーラが墓地に落ちるのは双方とも状況起因処理によるため、同時である(CR704)。
すなわち《怨恨》と《下水の害獣》は同時に墓地に落ちる。
《怨恨》と《下水の害獣》の墓地に落ちた際の誘発型能力がスタックに乗るのは、APNAP順である(CR603.3b)。
すなわち攻撃しているプレイヤーAの《怨恨》の誘発型能力が先にスタックに乗り、プレイヤーBの《下水の害獣》の誘発型能力がその後にスタックに乗る。
スタックの解決は逆順のため、《下水の害獣》の能力が先に解決される。
従って仮に《下水の害獣》の能力を解決しても《怨恨》の能力はまだ解決されていないため《怨恨》は手札に戻っておらず、捨てさせることはできない。
以上。
いやあ、マジック面白いですね。
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