こんなんただの自作自演じゃん

2011年7月31日雑談コメント (1)

行きがかり上、本人が自分ではまとめないだろうから、アラジンさんの昨日の発言をとぅぎゃっといたよ。

http://togetter.com/li/168512

そして、ＴＣＧ板ネオチスレより。

こんなんただの自作自演じゃん
数十パックかってたまたま最初の数個にロータスがはいってて
残りを商品にしたらそれらは全部「たまたま」微妙なゴミで
なぜか「たまたま」残ってた最後の１パックを自分用にしたら
βロータスにβモックスに不毛4枚セットがありましたー＾＾　って信じるやついねーだろ

…俺だってその場にいて自分の眼で一部始終を見てなきゃ信じねーよ、こんなの！（笑）

よろしい、ならば検証してみよう。
今回の一連の騒動が、アラジンさん、いや容疑者アラジンによる自作自演のイタズラであるのかどうかという件について。

[動機]
「自分の大会に参加者を集めること」
「皆の話題になり、ネタを提供すること」
「そのためには多少の私費や手間を投じることも厭わない」

…長年、容疑者アラジンの大会に参加し、その言動に接している筆者としては、これは「ありえる」と判断せざるを得ない（笑）。

よって結論は「動機はある」。

[用意するもの1]
Black Lotus（β、UL）、Mox Ruby（β）、Wasteland４枚、その他、高価なレア等多数。

最終的にこれらは「自分のもの」になるものなので、一時的に現物を用意すれば良いのだが、容疑者アラジンであれば、これらを所有している可能性は普通にある。
あるいはキノシタ鑑定士を抱きこんでいれば、ここは最近噂の中国製の偽物を用意して済ませることも可能かもしれない。
（いや、私もしげしげ何度も実物を見たんですけどね）

[用意するもの2]
リバイズド(1994)～スカージ(2003)位までのレア、アンコモン、コモンをダンボール１箱。そこそこ高価なレアやAPACランドなどを含む。

時価総額は10万円ほどになるのだろうか？もっとか？
もっとも容疑者アラジンなら、マジックを引退した人間からタダで貰っている可能性も否定できないのだが、一応ここは10万円と仮定しよう。
これは参加者全員に配って（正確には500円-660円相当で売って）しまうので、売り上げはざっと3万円くらいになるだろうか。
ということは、7万円の赤字。

容疑者アラジンが、果たして夏のボーナスの一部を、ウケを狙うためだけに数万円を投じる人間であろうか…と考えると、これも「あり得る」としか言いようがない（笑）。

よって結論は「実現可能性はある」。

[必要な手間]
用意したダンボール１箱ぶんのカードを適当に50枚くらいずつの山にして束ね、さらにその山の４個をシュリンクする。そのうえで輪ゴムで留め、レアありパックには「千葉鑑定団420円」のシールを張り、レア無しパックには「千葉鑑定団300円」のシールを張る。
ただしレアリティがシンボルで判別できない古いセットのレア、たとえばヴィジョンズの「吸血の教示者」などについては、わざわざコモンパックのほうに混ぜるという気配りも忘れない（笑）。これも500円で売ってしまうよ！
…そのようなパックを約50個、用意する。
あとは最後に自分で剥くための、ゴッドレア詰め合わせパックも１個作り、表にエンチューのジャッジフォイルという分かりやすい目印をつけて一緒の箱に入れる。
あとは当日の演技次第。

容疑者アラジンは「自分はリパックの機械を持っていない」と言っているが、本人の証言だけなので、これは証拠として採用できない。
で、上記の作業を行う手間は…どう考えても面倒なだけで私なら嫌なんだけど、あるいはイタズラの為には手間を惜しまない人間には不可能ではないのかもしれない。

よって結論は「可能性はある」。

以上の「動機」「用意するもの」「必要な手間」を考慮すると、筆者の結論は以下の通り。

常識的に考えれば結構な費用や手間がかかるだけであり、普通の人はこんなことをやろうとはまったく考えないだろう。
とはいえ、イタズラのために金や手間を惜しまないタイプの人間であれば、その可能性は必ずしも否定できない。そして容疑者アラジンはそのようなタイプの人間である。

皆の話題になりたいだけであれば、いたずらに全員のヘイト値をべらぼうに上げただけ（笑）の最後のゴッドパック開封は明らかに余計である。
むしろ当初の予定通り、自分が皆の見ていない所でアンリミロータスを引いたということにしてとどめ、あとは全員に平均2千円くらいのパックを500円で売れば、最後に「ありがとうアラジンさん」と皆から絶賛される結果になったことは明らかである。
よって、この点を含めて容疑者アラジンが仕込んだかどうかは強い疑問符がつく。
しかしまた、容疑者アラジンの性格を考慮すると、うっかりここで「やりすぎ」をやっちゃったという可能性も必ずしも否定できないのだ。

…一応の結論としては「容疑者アラジンによる自作自演説は、実に馬鹿げているが必ずしも否定できない」ということになった（笑）。

協力者の存在：
容疑者アラジンの単独犯行説を唱えるよりも、今回のイタズラには協力者がいたことを疑うのも、また自然なことであろう。

「千葉鑑定団」は実在する店舗なので、名前を貸してもらう許可を得ているのだろう。というよりも、ここを抱き込んでシュリンクの機械やシールを借りたと考えるのが当然である。
今回の件は千葉鑑定団の宣伝になったかもしれないが、どちらかと言えば査定がいい加減という悪評しか得ないと思われるので、これで容疑者アラジンが、どのようにして千葉鑑定団の協力をとりつけたのかは残念ながら不明である。

その場でベータの２枚を「本物」と断定したキノシタ鑑定士も、もちろん抱きこんでいる。
きっとキノシタ鑑定士にも、協力者としてそれなりの報酬が約束されているのだろう。

そしてネットへの工作も必要。
つまり容疑者アラジンのつぶやきを、togetterでまとめて１万viewを稼いで宣伝したり、頼まれてもいないにDiaryNoteに顛末を書いた人物。
そう。当然のことながらこの私も、紛れもなく容疑者アラジンのイタズラに加担した協力者なのだった。

…あれ？
ちょっとちょっとアラジンさん！　オレ何も今回の工作の協力報酬貰ってないけど！！
あ、いや確かに660円で2-3000円ぶんくらいのレア入りパックは貰ったさ。
でもこれじゃあ、何も知らない他の50人と何も変わらない内容じゃない？
おかしいですよアラジンさん！

今回、たまたま偶然にも自分は4-1-1の4位を取り、6番目のパックを選べるという幸運に恵まれたので、事前に高いレアの入っている奴の目印さえ教えておいてくれれば、もっと良いレア入りのパックが取れたと思うんだけどなあ！
ていうかどうしてzoeさんのパックの目印を教えておいてくれなかったんですかアラジンさん。
目印は「輪作」フォイルじゃなかったじゃないですか。酷いなあ（笑）。