当時の社会人マジック仲間のうちMさんは残念ながらほどなくフェイド・アウトしてしまったのですが、以後は私・あかつきさん・Y・Hの4人は、以後何年もの間、毎週土曜日に集まって楽しくマジックをすることになります。

レギュレーションは常にスタンダードのカードで組んでいたものの、面子が原則固定であったことから基本は4人戦バトルロイヤルであり、スタンダードのトーナメントに出たりすることは誰も考えていません。
このため必然的にデッキコンセプトの基本は、アドバンテージをこつこつ稼ぐといったガチなものではなく、成り行き次第で1人ずつ倒し倒されするものの、基本的には他の3人の妨害をはねのけて俺コンボを完成させて勝ちを決めるというものでした。
いまのEDHとほぼ同じですね。

この頃に集まって打っていた場所は、当時のデュエリストの楽園である水道橋Future Beeでした。
しかしトーナメント指向ではなかったため、フリーでスタンダードの対戦相手を求めて打つということを考えていなかった我々は、むしろ「Future Beeが満員であったり大会であったりして4人席が取れない」ということが何度か重なると、別の場所を探すようになります。

夕方までひとしきり打った後で秋葉原まで歩いていき買い物というのが当時の行動パターンだったことから、水道橋・御茶ノ水で集まれる所を模索した結果、インベイジョンの頃(2001年)には、我々は「談話室 滝沢」の御茶ノ水店に落ち着くことになります。

滝沢はドリンクが一杯千円であるものの、ソファーでくつろぎながら打てるうえ、何よりも数時間マジックを打っていても文句を言われない店だということで、以後何年もの間、我々の安住の地となりました。

(つづく)

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